GoogleAnalyticsを使ってチャットの効果を計測する方法を解説いたします。
Chamoは予めGoogleAnalyticsと連携している
Chamoは、予めGoogleAnalyticsでイベント計測ができるよう初期設定済みです。
つまり、御社のHPに既にGoogleAnalyticsを導入している場合には、
Chamoのタグを設置するだけで自動的にチャットの問い合わせイベントが計測されます。
御社の方では特になにも設定していただくことなく、
GoogleAnalyticsからチャモの効果を計測することができますので、
今回はその方法を解説いたします。
尚、Googleタグマネージャをお使いの企業様は以下をご参照下さい。
・グーグルタグマネージャ(GTM)を使ってチャットをイベント計測する方法
GoogleAnalyticsでチャット経由でのCVを設定しよう
まず、チャットの効果を正確に把握するためには、
『どういう用途でChamoを導入しているのか』を決める必要があります。
例えば、以下の用途を参考にしてください。
■売上アップ用途でのチャット活用例
・新規顧客を獲得する
・会員登録数アップ
・資料請求を増やす
・お問い合わせ数を増やす
・予約を取る
・顧客満足度を上げる
・技術的サポートをする
・離脱率を下げる
■経費削減用途でのチャット活用例
・入電数を減らし、自動でお客様に対応する
・問い合わせメールを減らし、自動でお客様に対応する
チャットの用途が決まったら、次にGoogleAnalyitics上の設定でコンバージョンポイントに則した『目標』を設定します。
GoogleAnalyticsで『目標』を設定する方法
GoogleAnalyticsで『目標』を設定しましょう。
以下に、GoogleAnalyticsで『目標』を設定する方法を解説いたします。
※弊社の場合は、無料トライアルを申し込んでいただくことを『目標』として設定しています
1.GoogleAnalyticsのトップ画面から管理>ビュー>『目標』
2.『新しい目標』をクリック
3.目標設定>『カスタム』
4.目標の説明>名前を入力→タイプを選択し→『続行』
5.目標の詳細>『到達ページ』をコンバージョンした際のURLと一致させる→『保存』
これで『コンバージョン完了ページ』にアクセスした訪問者を、
目標達成ユーザーとして設定することができました。
URLの前に『等しい』『先頭が一致』『正規表現』と選択できるようになっていますが、
各定義については以下GoogleAnalyticsのヘルプを参照下さい。
・URL の目標の設定例 – アナリティクス ヘルプ
『目標』が設定できたら、次に“コンバージョンしたユーザーのなかで何名の方が実際にチャットを利用したか”を確認しましょう。
コンバージョンしたユーザーのうち、何人がチャット利用したかを確認する
GoogleAnalyticsの管理画面上から、Chamo設置ページ内でどれくらいチャットが発生したかを確認します。
GoogleAnalyticsレポート>行動>イベント>サマリー
上記のようにしていただくと、チャットを『イベント』として計測した数値が表示されます。
※Chamoのタグを設置していただくと、自動でチャットのイベント計測が始まります
数え方としては、チャットが発生した際の1番最初のユーザーの発言を『イベント数:1』として計測します。
従って、ひとつの会話で『1イベント』となります。
また、『イベントラベル』をクリックするとページごとのチャット発生数が見られます。
更に、『レポート全体を見る』で内訳を確認することもできます。
上記のようにチャット回数を確認していただいている状態は、
『全てのユーザー』としてセグメントされているかと思います。
これを、ただのチャット回数でなく“コンバージョンしたユーザーのなかで何人が実際にチャットを利用したか”というフィルタをかけたいので、セグメントを『目標達成ユーザー』とします。
すると、御社のWebサイト上でコンバージョンした人のチャット利用率を把握することができるので、ぜひ今後のご運用体制の再検討やPDCAを回す際にお使いいただければと存じます。
Googleタグマネージャーをお使いの企業様は以下をご参照下さい。
・グーグルタグマネージャ(GTM)を使ってチャットをイベント計測する方法